Macにヒートガン当てて直した話
ラズパイを使ったパフォーマンスを行う前日、突然僕のMBPがアボーン(´ ▽`)
画面に謎の走査線が走ったり、真っ青になったり、二分割されたり何も受け付けない状態で、再起動しても、ずっと画面は白いまんま…。
あぼーんしたMac。グリッチ画像っぽくてなんかきれいだなーーーーーー。
あーーーーーーーじーざす。
原因:AMD Radeon HD 6750Mのハンダクラック
解決方法:オーブンでロジックボードごと焼く!!
どうやら、一部のMacに積まれているRadeonというGPUが経年劣化によりハンダクラックを起こし、それが原因でMacが突然死した模様です。このRadeonのGPU不具合、実は多数報告されていてRadeonのGPU積んでるMacは、ヤバいんじゃないかな。
「MacBook Pro 2011年モデル」でGPUに不具合が発生 - GIGAZINE
ハンダクラックの修復は、リフローです。オーブンで加熱して直ったと報告してるブログがたくさんあります。が、残念ながらオーブンは持ってないので、今回はヒートガンを使ってリフローしてみました。
① Macからロジックボードを取り外す
分解には、何種類かのドライバーが必要です。ここを参考に分解しました。
分解したロジックボードの接写
Macは通常、左のIntelを使用しますが、Photoshopなどグラッフィックスに負荷がかかるアプリケーションを使用すると、高性能のGPU(僕のはRadeon)に切り替わる構造らしい。その瞬間に壊れる。
②GPUを加熱する
いろんな方のブログを参考に、200℃ちょいくらい(そのへん適当)でGPUから15cm(曖昧)ほど離し2分加熱。その後7cm近づけて、1分加熱。
③組み立てて起動
加熱終了。外見上変化は特になし。組み立てて一応PRAMクリアをして起動すると……
( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \動いたあああ!
念の為、Radeonは今後不使用に-gfxCardStatus-
先述した通り、Macでフォトショやビデオ編集などグラッフィクス負荷の高いアプリケーションを使用すると、高性能GPUの方に(僕の場合Intel→Radeon)に切り替わる。友人曰く、要は、切り変えさせなければいいとのこと、gfxCardStatusというアプリケーションで、GPUをIntelのみに固定。
↓参考はこちら
gfxCardStatus で MacBook Pro のGPU切り替えを自在にコントロール | simasima.info
ちなみに、どのアプリケーションがどのGPUをを使用しているか確認もできます。詳しくは、こちら。
MacBook Pro:どのグラフィックプロセッサを使用しているか判断する方法 - Apple サポー
だがしかし失ったものも…
通常ならば、ロジックボードの交換に4万ほどするのですが、グリース代(¥1,000円)だけですみました。
が、分解の作業を雑にしすぎたせいで、冷却ファン(右)とDVDドライヴとロジックボードを繋ぐケーブルを破壊笑 。直ると思ってなかったので、わりとダイナミックに作業しちゃってたいかんやったな笑。
今回直りましたがあくまで、応急処置だと思ってるので、もうメインとしては使わないです。次どのモデルのMac買うかな〜。
おわり